3年前の卒業生からお声がけ頂いたのでお話してきました。
その生徒は1年浪人をして国立大学に進学したのですが、結果的に浪人は自分の人生で大切な時間だった」と振り返っていました。
ちなみに私は少し前まで浪人に対しては否定的でした。というのも、私自身は第一志望校に行けず、浪人を考えたうえで現役で合格した大学へ進学しました。社会人になり学歴が下でも出世しているケースを何回もみてきたことから「浪人のコストパフォーマンス」に疑問を感じていました。
ただし、21歳になって浪人生時代にたくさん悩んだ末に彼が人間的に魅力的になりつつあること、また今の生徒にも浪人生がいるのですが同様であること。どちらも謙虚でありメンタルが成熟していることはきっと浪人生活で得たものがあったからなのでしょう。
第一志望合格を目指す塾講師が浪人を肯定するような投稿になってしまいましたが、これからも「その子が幸せになるには?」ということをなるべくフラットに考えていかねばならないと改めて思いました。
とりあえず誘ってくれた卒業生のT君ありがとうございました!