私は現在、今年10月に行われる遠野市議会議員選挙への立候補を検討しています。
今日は、私がそのように考えるようになった理由について、少し書いてみたいと思います。
先週、先々週と、たくさんの保護者の方やお子様との面談を行う機会がありました。
学習の悩み、不登校の悩み、進路への不安、そして勉強が得意なお子様ならではの悩みなど、一人ひとり異なるお話を伺い、改めて教育にはさまざまな形の支援が必要だと感じました。
実は今年2月、「遠野若者議会」に参加させていただいた際、私から一つお話ししたことがあります。
それは、不登校や発達障害への支援制度についてです。
遠野市には、学校に通うことが難しい子どもたちを支援する「かりん教室」という制度があります。
経験豊富な先生方が在籍し、安心して学べる環境が整えられており、私自身、このような制度があることは本当に素晴らしいことだと思っています。
しかし、先週、先々週と面談をさせていただいた保護者の方の中には、この制度をご存じない方もいらっしゃいました。
制度そのものではなく、「必要な方へ十分に情報が届いていない」という点に、私は課題を感じています。
制度を新しく作ることももちろん大切ですが、今ある制度を必要としている方へきちんと届けることも、それと同じくらい重要だと思っています。
私は、不登校になってから慌てて支援制度を探すのではなく、
「もし学校へ行けなくなったとしても、このような支援があります。」
という情報を、新年度などの早い段階で保護者の皆様へお伝えできれば、不安を少しでも軽くできるのではないかと考えています。
また、私が学生だった頃と比べて、時代も大きく変わってきました。
全員が同じ場所で、同じ方法で学ぶことだけが正解ではありません。
学校が合う子もいれば、別の環境の方が力を発揮できる子もいます。
私は、不登校という状態そのものを否定するのではなく、その子が安心して学び続けられる環境を社会全体で支えていくことが大切だと考えています。
実は私自身も、学生時代に学校へ通えない時期がありました。
しかも、高校3年生の10月から12月という、大学受験を控えた一番大切な時期でした。
それでも、多くの方に支えられ、現在は学習塾を運営しながら子どもたちと関わる仕事を続けています。
だからこそ、「学校へ行けない=人生が終わる」という考え方ではなく、一人ひとりが自分に合った学び方を選べる社会になってほしいと願っています。
一方で、先週面談した生徒さんの中には、学年でもトップクラスの成績を持つ生徒さんもいました。
その生徒さんには、
「夏休みはぜひ花巻や盛岡で開催される大手予備校の講習にも参加してみてください。」
とお話ししました。
自分より勉強が得意な人たちと出会うことは、大きな刺激になります。
教育とは、困っている子どもを支えることだけではありません。
もっと高い目標へ挑戦したい子どもを応援することも、同じくらい大切だと思っています。
これまでは、教育現場で感じたことを市議会議員の皆様へお伝えする立場でした。
しかし、子どもたちや保護者の皆様のお話を伺う中で、
「自分自身が行動する立場になった方が、もっとできることがあるのではないか。」
そう考えるようになりました。
もちろん、教育だけが市政ではありません。
子育て、文化、地域づくり、防災など、大切なテーマはたくさんあります。
ただ、毎日「教育者」として子どもたちや保護者の皆様と向き合う学習塾という立場だからこそ見えてくる課題もあります。
その現場の声を、市政にも届けていきたいと思っています。
今年、私には第二子が生まれる予定です。
娘も少しずつ成長しています。
自分の子どもたちが大きくなる頃には、今よりもさらに「子どもたちが安心して学び、自分らしく成長できる遠野」であってほしい。
そんな思いが、私が立候補を検討する大きな理由の一つです。
これからも学習塾という立場から、そして一人の父親として、子どもたちや地域の未来について考え続け、行動していきたいと思っています。
もし立候補することになりましたら、その思いや考えについても、このブログを通して少しずつお伝えしていければと思います。
※本記事は、教育現場で感じていることと、立候補を検討するに至った経緯をお伝えするものです。